ヨカミエブログ

自然享受権(ヨカミエヘンオイケウス)について

ヨカミエ非対応な参加者を、キャンプに連れて行くためには

毎月キャンプしているが、仲間はインフラがなくても、平気な連中ばかり。

これはこれで楽しくて良いのだが、ヨカミエを広めるためには、

ヨカミエ非対応な人たちを、こうしたキャンプに連れて行くのが仕事かもしれない。

 

1.トイレ

 

一番引っかかるのがトイレ。割とキャンプなれした人でも嫌がるケースが多い。(本人は良いけど家族が、、、など)

トイレを準備しよう。

・ポップアップテント

・簡易トイレ

 

2.ビッグテント

 

キャンプ道具が整ってない参加者も真似けるようにグループテントを用意したい。

 

3.想定外への対応

 

予約して整備したキャンプ場ではないので、うっかり混んでいたり、立入禁止などになっているかもしれない。想定外の自体になったときにどうやってリカバリーするか。

 

4.事故、怪我への対応

 

医務室などは無いので、救護セットや消化器等の設備は用意が必要だ。

 

 

 

 

ビンはキャンプに向かない

当たり前のことなんだけど、やっぱりそうでしたという話です。

 

環境に影響を与えないために、ごみになる可能性のあるものを極力持ち込まないことが大事。それでもドリンクはなかなか難しい。

 

缶、ビン、ペットボトル。

意識がすごく高ければ回収可能な水筒やポリタンクでとなるのだけど、

ちょっとしたビールやお酒は持っていきたいし、気の利いたワインも飲みたいよねとなって、結果、結構な量になってしまう。

缶とペットボトルは重量が軽くなるので、乾燥さえしてしまえば、比較的片付けやすかった。ゴミ袋に入れて、車のルーフキャリアにしまうこともできる。

 

でもビンは危なくてできなかった。

ビンを持っていくのは、キャンプには向かない。

 

ワインがいいなら、箱ワイン。どうしても持っていきたいお酒は、スキットルなどの持ち帰り容器に移してから持ってくるのが良い。

芦ノ湖でヨカミエキャンプ

芦ノ湖に行ってきました。

金曜の夜から2泊。思いついたことをメモ。

 

・缶はまだいいがビンは片付けが非常に大変で危険、控えるように参加者に伝えよう

・持っていったペグは砂地では効果なかった、テントをたたまざるを得なかった

・大変素晴らしかった

・「もっと良くして帰る」活動は、雨のため計画ほど清掃ができなかった

・やはりゴミの持ち帰りについては、ダメージが大きいのでなんらか優遇する必要がある

  

素晴らしい景色でした。

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カヤックも持っていったので、芦ノ湖横断してきました。

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 浜から、対岸の箱根神社まで行ってきました。

 

ヨカミエのルーティン

キャンプ(毎月)

 

自然のキャンプ地を月に1箇所探す、またはリピート訪問する。

来たときより少しでもきれいにして帰る。結構ペットボトル、カン・ビン類、落ちているので。

 

キャンプ道具の製作ワークショップ(毎月)

 

キャンプ道具を自作する。できるだけワークショップ形式にし、

動画撮影&共有する。毎月日を決めてルーティン化。

できればキャンプの現場で手に入れたものを素材にしたい。

鹿の角、木の皮、ファットウッドなど。もちろん許可をもらって手に入れる。

 

ガレージの建設

 

ツールの制作やテスト、保管など、作業拠点としてのガレージを作る。

片手間なので、いつできるかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

やりたいワークショップ

やりたいワークショップのアイデアリスト

キャンプやブッシュクラフトでの道具を自作していく

 

・ファットウッド、チャークロス

・金鋸からナイフ

・ナイフのさや

・ククサ、スプーン、はし

・タープ

・ポンチョ

・ログキャリー

・背負子

・アート、アクセサリー

・EveryDayCarry(EDC)バッグ

・ファイヤピット

・携帯コンロ アルコールバーナー ネイチャーストーブ

・保存食

 

・自分に合ったEDCの選定会

まず否定、それから共存

フリーソフトとその後のオープンソースのカルチャー

ヒッピーとその後のバーニングマンのカルチャー

 

を見ていて感じる。オープンソースは15年も関わっているので、かなり詳しい方だと思う。

一方ヒッピー、バーニングマンはあまり体験していないので、こちらは印象だけ。

 

どちらにも共通するのは、カウンターカルチャーとしての歴史。

既存の考えに対して、カウンターとして価値観の否定や原点への回帰から入る。

 

フリーソフトの場合は、次のような順序

もともとソフトウエアはフリーであった

ソースがクローズな商用アプリが増える

商用はダメ、すべてのソフトはフリーでなければ!

 

という流れ。

 

ヒッピーのほうは

 

アメリカに逃げてきて最初は共同体生活

商業が社会、伝統が固まってくる

商業主義ダメ、共同体生活に戻ろう

 

という流れ。

どちらも、「今はダメ!昔に戻ろう」がキャッチコピーになる。

でも、メインカルチャーがなぜメインになったかというと、それが時代に合っていたから。時代が変化しているとか、負け組が固定化されてしまっているとか、カウンターカルチャーが起こるべき要因はあるけれども、そもそも自然な進化を完全否定してしまうと、それはそれでやっぱり時代に合わなくなってしまう。

 

バーニングマンオープンソースのカルチャーは、その前に来ていた、ヒッピーやフリーソフトに比べて、メインの世界(Default World)とそこらへんをうまいことやっている。

 

完全否定ではなく、

「既存の世界も必要だよね、だけどそれだけじゃ足りなくない?こういうのもたまにはどう?」

という感じの提案型になっていて、メイン側とうまく共存している。

メイン側も、自分たちの不完全さを理解しているので、ある意味ガス抜きとして活用しているのだ。

 

オープンソースでいえば、用途を分けることで。

同じソースコードを商用でも、フリーでも使えるような柔軟なライセンスを設定する。

 

バーニングマンは時間を分けることで。

デフォルトワールドでの50週間と、バーニングマンでの2週間

 

というように。

 

ヨカミエについてもそうだと思う。

今、人間の生活圏と、手を付けない国立公園や保護区のような、自然。とを明確に区切ってしまっている。100%商業で使うか、100%手つかずでなければならないという考え。これは居心地が悪い。

 

ヨカミエ(自然享受権)界隈でも、オープンソースバーニングマンが発明したような、鮮やかな共存の仕組みを見つける必要があると思う。 

 

GWに残念なゴミ

今年のゴールデンウイークは、観光地が全部閉まっているという異様な感じ。

 

どうしても遊びに行きたいと言うのは人情なので、その分が、海岸や公園などに集中している。

 ゴミが沢山だよ、という怒りのつぶやきが。

 

「痕跡を残すな」理論で、自分の出したゴミは持ち帰るが、大半だったとしても、それができない人が少し集まると汚れてしまう。

やはり、「来たときよりもきれいにして帰る」という意識が必要だろう。

痕跡を残すなができてる人であっても、どうしてもトイレは残して帰ってしまうわけだし。

 

閉鎖するのはクレーム一発。でも一度閉鎖されると、それを再び開放するのは難しいのではないか。